ApacheとPHPをインストールする

さくらのVPSサーバ構築手順

ウェブサーバに必須の Apache と PHP をインストールします。

Apacheをインストールする

Apache HTTP Server(アパッチ エイチティーティーピー サーバ)は、世界中でもっとも多く使われているWebサーバソフトウェアです。大規模な商用サイトから自宅サーバまで幅広く利用されています。一般的に Apache と称されています。

Wenbin はひとまず置いておいて、再びターミナル(Tera Tarm)に戻ります。
次のように入力して Apache と mod_SSL をインストールします。

yum install -y httpd mod_ssl

Apache を起動してください。

service httpd start

ブラウザにIPアドレス(メールに記載されたIPアドレス)を入力してください。
以下のようなページが表示されたら無事にApacheが起動しています。

http://{Ipアドレス}

Apache Test Page

Apacheのテストページです。

サーバを再起動したときに、apache が自動的に起動するように設定します。

chkconfig httpd on

 PHP5.4 をインストールする

CentOS6系ではPHP5.3 がデフォルトバージョンですが、PHP5.3系はすでに新規開発が終了していますので、セキュリティ面を考慮してPHP5.4をインストールします。

PHP5.4をインストールするために、epel と remi レポジトリを追加します。
(以下のコマンドは1行毎にEnterしてください)

rpm -ivh  http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/distributions/fedora/epel/5/x86_64/epel-release-5-4.noarch.rpm
rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-5.rpm

PHP5.4 をインストールします。

yum --enablerepo=remi install -y php php-pear php-devel php-mbstring php-mysql php-gd php-fpm php-devel

インストールが完了したら、PHPの設定ファイル(php.ini)を編集します。phpの設定ファイルは、etcディレクトリ内にあります。

/etc/php.ini

先程の Webmin のファイルマネージャを使えばとても簡単に編集できます。

php.iniファイルを編集する

php.iniファイルを選択して、編集ボタンをクリックする。

  1. 左のツリービューの「etc」をクリックする。
  2. 右のリストビューに「etc」ディレクトリ内のファイルが表示されるので、その中の「php.ini」をクリックして選択する。
  3. 上のツールバーの「編集」ボタンをクリックする。

以下のような編集ウインドウが開きます。

設定ファイルを編集します。

設定ファイルを編集します。

編集後に右下の「Save & Close」ボタンをクリックすると、保存した後に編集ウインドウが閉じます。

設定ファイル内の以下の項目を修正してください。PHPでやり取りできるデータのサイズを大きめに変更します。ここでは両方を 128M に設定しています。

; date.timezone = ""
↓
date.timezone = "Asia/Tokyo"

post_max_size = 8M
↓
post_max_size = 128M

upload_max_filesize = 2M
↓
upload_max_filesize = 128M

修正後、「Save & Close」ボタンを押して保存します。

もしファイルマネージャが利用できない場合は、ターミナルに次のコマンドを入力して編集してください。(vimの使い方はググッてください。)

vim /etc/php.ini

次はMySQLとphpMyAdminをインストールします↓

MySQL、phpMyAdminをインストールする
WordPress などを使用する場合に必須のデータベース MySQL をインストールします。 また、MySQLデータベースを簡単に扱うことができる phpMyAdmin も合わせてインストールします。 MySQLをインストールする 再びタ...
  1. さくらのVPSでウェブサーバ、インストールマニュアル
  2. さくらVPSを申し込んで起動する
  3. パソコンにターミナルエミュレータをインストールする
  4. ユーザーを登録する
  5. ファイヤーウォールを設定する
  6. Webminをインストールする
  7. ApacheとPHPをインストールする
  8. MySQL、phpMyAdminをインストールする
  9. Apache + PHP を FPM/FastCGI で動かす
  10. ApacheをWorkerモードに切り替え&APCをインストールする
  11. 独自ドメインの取得&メールアドレスを設定する
  12. Apache の VirtualHost を編集する
  13. SSL証明書をインストールする(自分でやればこんなに激安!)
  14. SFTPでファイルを転送する
  15. DropboxでVPSサーバを丸ごと全自動バックアップする

コメント

タイトルとURLをコピーしました