LinodeのVPSを使用する際に、永続化するデータはブロックストレージを追加してその中に保存するようにしています。
なぜ、外部ボリュームにデータを保存するかというと、もしもVPSが不調になって、新たなVPSを立ち上げねばならくなった際に、ストレージを簡単に繋ぎ直すことができる点と、容量が一杯になってしまっても、簡単に容量を拡大できるためです。
今回、容量が足りないことが判明し、ボリュームを拡大したのでですが、dfで確認するとなぜかそれが反映されませんでした。
100GBから150GBに拡大後のdfはこんな感じ。
xxx@xxxxx:~$ sudo df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
tmpfs 392M 1.2M 391M 1% /run
/dev/sda 79G 5.3G 69G 8% /
tmpfs 2.0G 0 2.0G 0% /dev/shm
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
/dev/sdc 98G 48G 46G 51% /mnt/xxxx-storage
98Gしか認識されていない…
ならばとparted コマンドを試してみます。
xxx@xxxxx:~$ sudo parted -l
Model: Linode Volume (scsi)
Disk /dev/sdc: 161GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: loop
Disk Flags:
Number Start End Size File system Flags
1 0.00B 161GB 161GB ext4
ボリューム容量はしっかり161GBある。
パーティションは切らずに、loopで使っているので、パーティションの拡大もできないし、どうしたものかと思いつつ、resize2fsしてみる。
xxx@xxxxx:~$ sudo resize2fs /dev/sdc
resize2fs 1.46.5 (30-Dec-2021)
Filesystem at /dev/sdc is mounted on /mnt/xxxx-storage; on-line resizing required
old_desc_blocks = 13, new_desc_blocks = 19
The filesystem on /dev/sdc is now 39321600 (4k) blocks long.
お!いけた?
xxx@xxxxx:~$ sudo df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
tmpfs 392M 1.2M 391M 1% /run
/dev/sda 79G 5.3G 69G 8% /
tmpfs 2.0G 0 2.0G 0% /dev/shm
tmpfs 5.0M 0 5.0M 0% /run/lock
/dev/sdc 148G 48G 96G 33% /mnt/xxxx-storage
無事認識しました!
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