さくらVPS(CentOS 6.7)にImageMagick(imagick)をインストールしてみた

Linux

現在制作しているサイトにおいて、お客様が入力した文字を、カッコ良くレイアウトしたプレビューを表示できたらいいなと思いまして、サーバーに ImageMagick をインストールしてみました。

ImageMagickとは?

ImageMagick とは、画像を操作したり表示したりするためのソフトウェアです。画像を合成したり、任意の文字を含んだ画像を動的に生成したり、Linux上で様々な加工をすることができます。(Linux以外にも、WindowsやMacなど様々なプラットフォームに対応しています)

ImageMagickは、PHP専用のプログラムではなく、コマンドラインから使用できる独立したプログラムです。PHPで使用するには、Imagickというモジュールが用意されていますので、こちらも合わせてインストールしました。

まずは前準備

例によって yum で インストールするのですが、Imagickのインストールには、PHPの拡張パッケージであるphp-develが必要ですので、もしインストールされていない場合は php-devel を先にインストールしてやる必要があります。

# yum -y install php-devel

ImageMagickをインストールする

yum でさくっと ImageMagick をインストールします。

# yum -y install ImageMagick-devel

Imagickをインストールする

PHPから利用できるよう、Imagickもインストールします。

# peardev install pecl/imagick

peclだとメモリエラーが発生することがあるようなので、ここでは peardev を使ってインストールしています。

インストールが終わると、「php.ini」に「extension=imagick.so」を追加するよう指示されます。

「/etc/php.d/」内に、「imagick.ini」という設定ファイルを作って、以下のように記述してやればOKです。

extension=imagick.so

ここで、Apacheを再起動して設定を反映してあげましょう。

# apachectl restart

好きなフォントをインストールする

今回は、システム全体でフォントを使用できるよう、以下のディレクトリにフォントファイルをコピーしました。

/usr/share/fonts/

ユーザ毎にインストールしたい場合は、ユーザのホームディレクトリ直下に.fontディレクトリを作成して、そこにフォントファイルをコピーしてやればOKです。

最後に、コピーしたフォントを有効にするために、以下のコマンドでフォントキャッシュを更新してやります。

# fc-cache -fv

そうそう、フォントのライセンスを確認の上、インストールしてくださいね。

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