ウェブサーバのパフォーマンスを1ランクアップさせる設定を行います。
Apache の MPM を Worker モードに切り替える
CentOSにパッケージされている Apacheは、マルチプロセスの Preforkモードとマルチプロセス+マルチスレッドの Workerモードを選択することができます。
Workerのほうが圧倒的にメモリ消費は少なくレスポンスのスピードが速くなるのですが、mod_phpモジュールがWorkerに対応していないため(誤動作してしまう)PHPを使うサイトには使うことができません。
しかしながら、今回の mod_fastcgi と FPM の組み合わせの場合にはそうした問題はありませんので、Apache を Workerモードで起動するよう設定します。
以下の設定ファイルを修正します。
/etc/sysconfig/httpd
#HTTPD=/usr/sbin/httpd.worker ← 先頭の#を取る ↓ HTTPD=/usr/sbin/httpd.worker
Apache の再起動が必要ですが、次の作業に進みます。
APCをインストール
PHPのパフォーマンスアップのためにAPCをインストールします。
APC とは Alternative PHP Cache の略で、PHP の実行コードをキャッシュする仕組みです。PHP の中間コードのキャッシュ・最適化によって、さらなるパフォーマンスアップを目指します。
yum --enablerepo=remi -y install php-pecl-apc
Apacheを再起動します。
service httpd restart
次は、いよいよドメインを取得します。
- さくらのVPSでウェブサーバ、インストールマニュアル
- さくらVPSを申し込んで起動する
- パソコンにターミナルエミュレータをインストールする
- ユーザーを登録する
- ファイヤーウォールを設定する
- Webminをインストールする
- ApacheとPHPをインストールする
- MySQL、phpMyAdminをインストールする
- Apache + PHP を FPM/FastCGI で動かす
- ApacheをWorkerモードに切り替え&APCをインストールする
- 独自ドメインの取得&メールアドレスを設定する
- Apache の VirtualHost を編集する
- SSL証明書をインストールする(自分でやればこんなに激安!)
- SFTPでファイルを転送する
- DropboxでVPSサーバを丸ごと全自動バックアップする
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